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ミニメド620G パーソナルCGM機能付
ミニメド640G パーソナルCGM機能 & SmartGuard機能付
ミニメド770G パーソナルCGM機能 SmartGuard機能付 & オート基礎注入
ミニメド780G パーソナルCGM機能 SmartGuard機能付 & 自動補正


CSII (インスリン持続皮下注入システム) の 「パーソナルCGM機能」 についてのみ記載しています。
CSII インスリン注入機能については、情報量が多過ぎるので省きました。
ご了承ください。

メドトロニック ミニメド770G メドトロニック ミニメド770G
780G マニュアルモード 780G スマートガード AHCL スマホも並べて


このページの目次 (項目をクリックすると移動します)
1.ミニメド620Gの導入まで 2.ミニメド 780G の画像
即導入できなかったおっちゃんが決意
ミニメド620G パーソナルCGM機能
の導入
3.ミニメド各シリーズの特徴
知らせてくれる 620G
知らせて止まる 640G
履歴を覚えて基礎注入 770G
高グルコース値を自動補正 780G


1.CSII インスリン持続皮下注入システム メドトロニック ミニメド620G の情報と導入まで
10年以上昔の事です。主治医のセンセが教えてくれました。
「 無自覚性低血糖で苦しんでいるおっちゃんに朗報です。アメリカで24時間血糖値を表示できて、自分が設定した血糖値でアラームが鳴るインスリンポンプ ( CSII ) が発売されました。もう何年かしたら日本でも使えるはずですよ 」

お゛お゛〜〜〜、すげ〜〜〜〜!!

ジョディ・フォスター主演の映画で 「 パニックルーム 」 ってのがあったけど、あの映画の中で1型糖尿病の女の子が 「 グルコ・ウォッチ 」を付けていて、1型友達と大騒ぎしたなあ。。。

あの映画の世界が現実になるとは。。。。。

でもなあ・・・、平成5年1993年の網膜症手術前に10日間かけてCSIIインスリンポンプ試してみたけんども、装着感ストレスで400mg/dl超えって高血糖が続いちゃって、内科のセンセがCSIIをあきらめたんだよなあ。。。。
あん時のストレスは尋常じゃなかったからなあ。。。。。

ってな想いもあって、血糖値を表示&任意の血糖値でアラームを鳴らせる「CSIIインスリン持続皮下注入システム」が日本で発売されても、即刻導入には踏み切れなかったんスよ。


即導入できなかったおっちゃんが決意
さてさて、画期的なCSIIインスリンポンプの情報はもらったけんども、まだ現物は入手出来ない・いざ国内販売されたけれど 昔自分に合わなかったCSIIインスリンポンプ の導入には踏み切れないままに毎日毎日血糖測定の繰り返し・・・
まあ、 低血糖でいきなりパタンっ! ってのを避ける為には、一日8回〜10回は血糖値を測る必要があったおっちゃんなんですよ。
それだけ測定を繰り返していても、 ひと月に何回も 「 低血糖昏睡による意識消失 」 はあったわけで・・・

これって、周りにも凄い迷惑をかけている上に、 脳に障害が残る・最悪死亡する って危険に常にさらされているわけで・・・・・

CSIIが自分に合わなかったのは20年以上昔の話しだし、ウワサのインスリンポンプを試してみない事には結論は出せねーベっ!

ようやく決心がついて、「 センセ、パーソナルCGM機能付のインスリン持続皮下注入システム ( CSII 620G )を使ってみまふっ!! 」、と、宣言したっスよ。


メドトロニック ミニメド620G CSII ( インスリン持続皮下注入システム ) パーソナルCGM機能 の導入
平成27年2015年12月、ワシが使い始めたCSII インスリンポンプは、 「 メドトロニック社製 ミニメド620G 」 って、製品です。

もうね、流石に最新式のCSIIインスリンポンプです。その機能はものすげ〜沢山あって、機能全部を紹介しようと思ったらこのホームページをまるっと全部使っても無理じゃね?!ってな程です。

だから、メドトロニック社製 ミニメド620G の 「 パーソナルCGM機能 」 についてのみ、紹介します。
まあ、元々パーソナルCGM機能が目当てで使い始めたんだしね(笑


パーソナルCGM ( Continuous Glucose Monitoring ) 個人向け持続血糖測定

5分間隔でグルコース値測定 ( 血糖値 ではない ) を繰り返し、今まで患者が入手出来なかった 「 血糖値の変動曲線 」を把握できるようになりました。
また、その値をインスリンポンプ本体画面上に数値 ( mg/dl ) と折れ線グラフとして表示できます。

ただし、現状では 「 皮下脂肪の細胞間質液 ( 脂肪細胞の体液 ) 中の値を測定 」 しているのであって、 「 血糖値は測定していない 」 のです。
だから、メドトロニックCSIIミニメド620GのCGM画面で表示しているのは、 「 センサーグルコース値 」 = 「 センサーで測定した脂肪細胞間質液中の値をインスリンポンプでmg/dlに変換した値 」 であり、 「 血糖値ではない 」 のです。

CSIIインスリンポンプ導入時の最初の手技指導は、医師や看護師ではなくメドトロニック社の社員がやってくれました。
その社員いわく、
「 グルコース値は血糖値の動きの傾向を知る道具、と理解してください。低い・高い、グルコース値だけを見てすぐに補食・追加打ちをするのは避けて、必ず指先からの血液血糖測定で確認してください。画面に表示されているグルコース値に精度を過度に期待しないでください 」
だそうです。(滝汗

ミニメド620G の情報入手から導入まで、にもどる このページの先頭にもどる


2.ミニメド 780G インスリンポンプの画像
一緒に写っているのは単三乾電池

マニュアルモード No1 マニュアルモード
基礎インスリン入力・設定が必要
グルコース値による停止機能あり
スマートガード AHCL No2 スマートガード AHCL

アドバンスドハイブリッド
クローズドループ
基礎インスリン注入と
高グルコース時補正は
ポンプが自動で行う
グルコース値グラフ No3 グルコース値グラフ

ボタン操作でグラフを表示できる
スマートガード AHCL でも
グラフ表示可
ポンプとスマホ No4 ポンプデータをスマホに表示

780Gはスマホに表示可
表示には専用アプリが必要
OSバージョン&スマホ機種は
指定された物のみ
スマホ表示を拡大 No5 スマホ表示拡大

iPhoneは三本指Wタップで拡大
専用アプリはピンチアウト不可

ミニメド 780G インスリンポンプの画像、にもどる このページの先頭にもどる



3.ミニメド 各シリーズ の特徴
知らせてくれる ミニメド620G
低血糖!! を知らせてくれる ミニメド620G

ミニメド 620G は、
「 低グルコース値になった ( 自分が設定した値を下回った ) 」
時に、アラームを鳴らして知らせてくれます。

アラームが鳴れば、「 あ、下がったみたいだから血糖値を測ろう! 」 となりますやね。


知らせて止まる ミニメド640G
低血糖・低血糖になりそう を知らせてインスリン注入を止めてくれる ミニメド 640G

ミニメド 640G は、
「 低グルコース値になった ( 設定した下限値を下回った ) ・ 30分以内に低グルコース値になりそう ( 設定した下限値プラス20mg/dlを下回りそう) 」
となった時に、インスリン注入を止めてくれると同時にアラームが鳴ります。

要するに、 「 低血糖になった時 」 や 「 低血糖になりそうな時 」 に、インスリン停止&アラーム!!


履歴を覚えて基礎注入 ミニメド 770G
基礎注入インスリンを自動調整してくれる ミニメド 770G

ミニメド 770G は、ミニメド640Gポンプの機能に加えて
「 過去7日間の注入履歴と現在のセンサグルコース値をもとにポンプが基礎インスリンを自動調整 」
してくれます。
620G・640Gの時には、グルコース値と指先測定血糖値をもとに、ポンプを使う患者本人が 「 基礎インスリン注入量をインスリンポンプ本体に入力 」が必要でした。

おっちゃんの ミニメドインスリンポンプ 基礎インスリン設定 = 基礎レートパターン設定 ( 2024年11月時点 )
0:00 〜 4:00 = 0.475単位/時  4:00 〜 7:00 = 0.500単位/時
7:00 〜 11:30 = 0.475単位/時 11:30 〜 14:00 = 0.550単位/時
14:00 〜 16:00 = 0.525単位/時 16:00 〜 21:00 = 0.500単位/時
21:00 〜 24:00 = 0.475単位/時

620G・640Gの 「 基礎レートパターン 」 は、一時間当たり何単位、で設定します。
ですが、770Gのスマートガードオート基礎注入は 「 五分毎に注入されるインスリン量 」 を表示します。
五分毎に 0.05 mg/dl の基礎注入を一時間続けたら、 0.6 単位 注入される、という事です。

ミニメド 各ポンプ の特徴 、にもどる このページの先頭にもどる


高グルコース値を自動補正 ミニメド 780G
780Gの最大の売りは 「 ポンプが自動で高グルコース値自動補正インスリンを打つ 」です。
ポンプ画面のグルコース値が120mg/dlより高い時、過去7日間のポンプ利用履歴と現時点のグルコース値から 「 最適な自動補正追加インスリン ( グルコース値 120mg/dl を目標 ) 」 を自動で打ってくれます。

770Gの 「 ガーディアンセンサ3 」 に比べて、780Gの 「 ガーディアンセンサ4 」は血糖値とのずれ精度が改善しました。
それと当時に、グルコース値表示に 「 較正 」 が不要になりました。
極端な話になりますが、 「 ガーディアンセンサ4 」 を使い続ける限り 「 指先血糖測定値を入力する必要 」 はありません。

ただ、時間差や血糖値上昇時下降時の指先血糖値とガーディアンセンサ4グルコース値の違いを 「 ゼロ 」 にはできません。 ( センサグルコース値=指先血糖値 ではない )
なので、一日に何回か指パッチンで血糖値測定しなければいけません。
この指パッチン血糖測定は 「 体調不良時の確認 」 や 「 血糖値とグルコース値のずれを確認 」 の為の測定です。
ガーディアンセンサ4では、 「 グルコース値表示の為の較正 」 は不要ですが、「 血糖値をポンプに入力すると自動的に較正する 」 仕様です。
ちょっと分かりにくいですよね・・・・・


食前インスリン注入時にも補正が入ります。
直前の履歴から
「 ボーラスウィザード糖質量90gで△単位、さらにインスリン 減0.7単位の調整 」
「 ボーラスウィザード糖質量90Gで△単位、さらにインスリン 増1単位の調整 」
と言った自動補正です。

調整の増減幅は、ポンプが過去の履歴と現時点のグルコース値から判断します。
グルコース値165mg/dl、食べる糖質量90g、条件は全く同じなのに
太郎さんは 「 調整量 増 0.3単位 」
一郎さんは 「 調整量 減 3単位 」
といった具合に個人個人で違います。

★ポンプ利用者が調整幅をいじる事はできません★

ミニメド780Gの機能 、にもどる このページの先頭にもどる


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